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令和6年10月3日・4日、福井県敦賀・若狭地域で開催された「第11回自転車利用環境向上会議」に西部商工会産業支援センター3名の職員は参加しました。鳥取県からは鳥取県観光戦略課サイクルツーリズム振興室をはじめ鳥取市や米子市、倉吉市、大山町から参加されていました。「自転車利用環境向上会議」は、自転車を通じて人々の幸せや生活の質を向上させることを目指し、全国の自転車関連の取り組みを共有する全国的な会議です。
全国から自転車関係者が集まり、自転車を活用したまちづくりや自転車の安全な利用環境の整備、サイクルツーリズムを通じた地域活性化などについて熱い議論が交わされました。
会議の中で、自転車の利用を促進することで、都市部だけでなく地方の価値を再認識し、地域の魅力を引き出すことの重要性が強調されました。また、各地域が取り組んでいるサイクリングルート整備や公共交通機関との連携、DXを活用したデータ分析などの先進的な事例も多く紹介され、常に学びの多い場となりました。
基調講演は、自転車産業が盛んな台湾より中華大學 観光学院長・張 馨文さんが「サイクルツーリズムを通じた 地方活性化」をテーマに講演されました。
各地域や事業者・団体がポスターで取り組みを発表する「ポスターセッション」では、大山時間のこれまでの取組を紹介。
鳥取県観光戦略課サイクルツーリズム振興室からは「サイクリストの聖地・鳥取県」の実現に向けてサイクルツーリズム推進施策の紹介と10月12日から運行する「鳥取うみなみサイクルトレイン」の紹介を行われました。来場者が評価する取り組みについて投票されたのですが、投票数のもっとも多いMVP賞にサイクルツーリズム振興室の「鳥取うみなみサイクルトレイン」が受賞されました!!
10月4日・会議2日目の午後には、エクスカーションが行われ「若狭湾サイクリングルート」の一部を視察しました。敦賀駅前に整備された路面標示(矢羽根)や案内看板について説明頂きました。福井県の宿泊施設整備支援事業補助金を活用して整備された「わかさいくるサイクリストに優しい宿」に認定されている『敦賀さざなみリゾートちょうべい』にてサイクリスト向けに整備された部屋などを見学。その他、「敦賀赤レンガ倉庫」や三方五湖が一望できる「レインボー山頂公園」なども見学しました。
過去最高の参加者となった今回の会議、開催準備・運営を行われた若狭湾サイクリングルート推進協議会の皆様、自転車利用向上会議の皆様、福井県の皆様、登壇された皆様、会議準備・運営にかかわった関係者の皆様 お疲れ様でした!!
次回、自転車利用向上会議の開催は、令和7年10月31日・11月1日、名古屋市で開かれます。